8/30「声の地図を作る第4章 家族を大事に!」@横浜ご報告

なんということでしょう。
8月の横浜レッスンから1ヶ月以上経ってしまいました。
 
 
5回目の横浜レッスンが開催されました。
それは8月30日のことでした。
 
この日は、
いつもの「序章」、
それから「第4章 家族を大事に!」、
課外活動として、優しい中華「桃桃茶寮」で晩ご飯。
(わざわざ電車に乗って一駅隣の綱島駅から10分歩く)
の3本立てでした。

(今更ですけど、なんで私はこのシリーズを章立てで始めたんでしょうね。「基礎編」「応用編」でええやん。)
  
 
まずは「序章」。
初参加の方と、再受講の方が半分ずつの5名様でスタート。
衝撃的だったのが、ツイッターで拡散された、「袴ズボン」動画から、
ツイッターの投稿を辿って、ご参加に至った方。
声の活動とは全く別の趣味の投稿だと思ってましたが、なんでも発信してみるものですね。
その方も心地よさそうなお洋服をお召しで、しばし「楽な着物」談義になりました。
 
 
さて。
序章では毎回、2時間かけて声のしくみ解説と、
本来みんなが持ってるけど、知らない声を出して遊びます。
 
 

 
初めての方は恐る恐る、変な( ´∀`)声を出しておられましたが、
ワークを一つ終えるたびに「さっきより楽に出せる」とおっしゃっておられました。
 
終わる頃には、
「今まで『歌は絶対嫌』と思っていたけど、カラオケに行ってみようと思った」
とまで!
 
「カラオケに行けるのが良いこと」
というわけではないですが(私もカラオケそんなに好きじゃない)、
嫌い、苦手、と思っていたものが、
「実は私にもできるかも」
に転換できるのはサイコーに楽しいですね。
 
 
 
後半は、「第4章 家族を大事に!」
 
これまでの声地図シリーズでの、
地図を広げまくり、出せる声を思いっきり拡大して
「声のポテンシャルアゲアゲ↑↑」なレッスンから離れてみます。
 
大きい部屋でのスピーチなら遠くまで届く声。
小さい部屋での対話なら近くの人に届く声。
みんなが穏やかに話しているなら、柔らかい空気に寄り添う声。
 
相手の言葉を壊さない、かといって相手を無視しない。
「目の前の相手」との関係に必要な声を必要な分だけ出すことを目指します。
 
広い地図はやんぴで、自宅を深める!
だから「家族を大事に!」
(だいぶ飛躍しているが)
 
 
課題曲は「夕焼け小焼け」。
 
を歌う前に、まずは人との距離感を感じる練習から。
 

 
手の甲を合わせたまま、相手の動きについていきます。
押しすぎたりも、逆に離れすぎたりもせず、
皮膚一枚が触れ合っているだけの状態でぴったりくっついていきます。
 
押しすぎてる時も、離れすぎてる時も、
どちらも相手の動きを感じられていないゆうことです。
 
こうして、相手の手から圧迫感や、スカスカ感を感じながら動くことで、
肌感覚で相手との距離感や、気配を感じてみます。
 
 
ほいでから「夕焼け小焼け」を歌うと、
自分が声を出しすぎてる時や、他の人とずれてる時にも肌感覚で気付き、
ついて行けるようになっていきます。
 
「人の声を聞く・合わす」のが難しい方も、
何度も繰り返すたびに、
ズレに気付き、声を調整するスピードが早くなっておられました。
 
その後に、
誰か一人が自由に抑揚をつけて歌って、それに他の人がついて行ったり、
カノンにして先に歌ったパートの動きについていったり、
と複雑にしていきましたが、
みんなが他の人の声に耳をすましていて、
とても親密な空気感でした。
「こういう抑揚つけますよー」とあらかじめお約束している「予定調和」では出ない親密感です。
 
 
相手の動きを感じるために視覚に頼ってしまうので、最後は背中あわせで。
 
 
これはただ親密でハッピーなだけでなくて、
皮膚感覚でズレがわかるので「頑張って意識」しなくてよくなるのと、
その場に必要なものを必要な分だけ出せるようになるので
発声の労力も減らせます。
 
 
参加者さんから、
「つい家族に声を荒げてしまうけど、こういう風に話すと伝わり方が違う。大事なこと。」
という感想もいただき、
3段階くらい飛躍させたタイトルの「家族」が、
ちゃんと繋がったのが、しめしめ、と思いました。😆
 
 
 
 
中学から始めた合唱では、
「相手の声を聞いて」「合わせて」とよく指示がありましたが、
頭では意味がわかりつつも、
「めっちゃがんばって聞いてるのに、何が違うの?」と思っていました。
 
それが。
合気道に入門してから初めての稽古で、
 
「腕を取られてからじゃ遅すぎる、かといって早すぎてもいけない」
 
と師範がおっしゃっておられたのを聞いて、
 
「それ音楽と一緒や〜〜〜」
 
と思ってから、
合気道の稽古を通して、
「合わせる」感覚を模索してきました。
 
早すぎても遅すぎてもいけない。
強すぎても弱すぎてもいけない。
 
これは声を扱う上で、「ええ声」よりもずっと大事なことだと思っています。
 
合気道、楽しいですよ。

感情は体の状態そのもの。

※あやしいはなし。
 
体を整えることで声に感情を乗せられるようになった。
とこれまで話していたけれども、
でも「乗”せる”」って、操作してるみたいなのがなんか体感と違うな?と思っていて。
 
「体が表現の邪魔をしないようにする。」
「感情を体で表せられるために、体が動けるようにしておく。」
というのはもちろん正しいのだけど、それだけだと足りない。
 
「心と体はつながっている」とはよく言えど、
感情表現するために、体を、操作する「道具」として使ったり、
ただ、お互いに影響されたりするような、
別々のところにあるものが、橋渡しされて繋がってるわけではない。
 
感情は体の状態そのもの。
と、先日の東京でレッスンを受けていて気づいた。
 
体と感情は同調して、同時に現れるもの。
その場・その瞬間の状況に応じて、体の進むべき方向性を見つけていくけれども、
体の方向性と同時に、現れるべき感情が自ずと現れる。
「必然的な表現」って、これのことなんかな?
 
こうして、体と感情がひとくくりになった状態を感じられていると、
「腕をこう動かそう」「こう表現しよう」みたいな部分的な認識ではなく、
存在すべてを、まるまるそのまま味わうことができる。
 
自分の感情にも、身体感覚にも、リアリティがある。
 
頭が先走ってる表面的な怒りや喜びとは違う。
私の中にはこんなに感情が沸き立っていたんだ、と初めて気付いた。
 
自分の動き方も、人の見え方も、距離感の感じ方も、全部変わる。
 
体が「扱う」ものではなくなる。
 
 
ただ、今の所、自分の中ではこうやけど、
だからって「表現力のある人」にカテゴリが移ったわけではないし、
歌う時みたいに、その場に存在しない作品の中の感情を、
第三者に伝わらせるためにはどう変わってくるかまた試行錯誤が必要なのと、
 
合気道の時の「気持ちを透明に」は何をしていて何が違うんやろう、というのも検証したい。

【追記:個人レッスンも!】8/31(土)横浜レッスン第5弾のお知らせ

★★追記★★
個人レッスンのご依頼があり、前日入りすることになりました。
つきまして、他にもご希望の方がいらっしゃいましたら、
個人レッスン承ります!
 
8月30日(金)16時00分〜21時00分
8月31日(土)10時00分〜12時00分
 
この時間で、東京〜横浜の間で、どこかスタジオかカラオケボックスかで行います。
お申し込み後にちょうどいいとこ探してご案内します。
 
【レッスン料金】
 1時間7,000円(場所代込み)
 
【お申し込み方法】
 ①お名前
 ②メールアドレス
 ③お電話番号
 ④ご希望の日時
 ⑤お困りごと
を明記の上、namovoice76★gmail.com(★を@に変えてください)にご送信ください。
 
 
「この曲の、この部分だけ、うまく声がでない!」
「講座じゃ細かいところがわからない!」
などなど、ピンポイントでお悩みのある方、人に声を聞かれたくない方、ぜひどんぞ〜。
 
 
==============
 
 
ようやく梅雨が明けました!
横浜レッスン第5弾もリリースです!
今回は今までとまた趣向が違います。晩ご飯もぜひご一緒に。
 
 















 
 
 
【日程】2019831日(土)
【場所】港北公会堂 会議室2
   (東急東横線「大倉山駅」 徒歩約 7 分/横浜市港北区大豆戸町 26-1 http://kohoku-kokaido.jp
【各定員】15
【受講料】各回 3500円(事前振込)
 

①「声の地図を作る~序章~」 

 
時間 : 1330分~1530
 ★2回目以降の方の再受講 1000円★
 
「声地図」シリーズが初の方はまずはこちらからご受講ください。
 
まずは最初の基礎編です。
オペラのような深い声、ガテン親父のようなドス声、漫画で魔女が出してそうなひょうきんな声。もちろん、いつものワタシの声。
どんな声も栄養になります。
普段出さないような知らない声・嫌いな声をも使ってみることで、声の健康を保ちつつ、自分が出したい声をより自由に出すことができます。
こんな声が眠ってたのか~!という驚きと共に、ご自身の声の可能性を、ぜひ知ってください。
 
 
 

②第4章「家族を大事に!」

 
時間 : 16時00分~18時00分
 
これまでの「声の地図を作る」シリーズでは、
地図を広げていくように、知らない声を開拓し、
あっちの声に、こっちの声と、自由に行き来できるようにして、
 
ポテンシャルアゲアゲ↑↑
 
という感じでしたが、
まーそれはほどほどにしておいて、
次は、広げるのでなく、身近な声に耳をすませてみましょう!
 
 
声の能力UP↑というと、声が大きくなることが善とされます。
 
でも、
「この小さい部屋でそのでかい声いらんやろ~」
という人、いませんか?
 
あるいは、歌うみなさん、
「一緒に歌たら、わしの声全部消されてしまうやん」
という人、心当たりありませんか?
 
 
大きいことはいいことだ!
でも、声は相手あってのものです。
 
今回は、自分の声はしっかり出しつつも、
相手の声を感じ、
相手の声を殺さず、
かといって自分も殺さず、
相手の声についていき、
相手の声に同調する声あそびをします。
 
 
★★課題曲 : 童謡「夕焼小焼」★★
歌は声にとって良いリトマス試験紙です。
「夕焼小焼」を軸に進めていきますので、1番の歌詞は覚えてきてくださいね!
 
※なお、「ゆうやけこやけの赤とんぼ♪」は、山田耕筰  作曲の「赤とんぼ」です。
「ゆうやけこやけで日が暮れて♪」の方です。
ニッポンの名優、渥美清と増永いく子ちゃんをご参考にされてください。
(別に真似しなくていいです)
 
===参考動画===
『夕焼小焼』渥美清・増永いく子
 
 
 

③課外活動 晩ご飯

  
予算 : 3000円程度 
 
会場のある大倉山から一駅、綱島駅で降りて10分ほど歩いて、
「おきらく厨房 桃桃茶寮 https://taotao-c.com」で晩ご飯食べましょ°˖◝()◜☆˖°
化学調味料不使用、安心食材、五臓六腑にしみわたる中華料理でシメです。
 
 
 
講師:有田亜希子(声楽家・ボイストレーナー)https://namo-voice.blogspot.com
 
 
~~~~~~~~~
《キャンセルについて》
やむを得ない事情で、キャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。
また、講座準備費用として、下記の通りキャンセル料を頂戴いたしますことをご了承ください。
3日前0時以降のキャンセル 受講料の50%
2日前18時以降のキャンセル 受講料の100% 


6/11「マクロ×ミクロ ボイストレーニング」コラボ講座のご報告

東京のボイスパフォーマー・徳久ウィリアムさんとのコラボ講座をしました!
 



徳久さんは韓氏意拳をされている、武術仲間です(私は韓氏意拳は半年に一回稽古受けられれば良い方ですが。入会もまだしてない…)。
数年前からお世話になっておりましたが、お声かけいただいて、
GWに神戸で、そして今回東京でコラボさせていただきました。
 
 
 
私は声のトレーニングにおいては、声帯のふるまい方や、声の響きにかかわる喉の筋肉をどのように使ってるかを分析し、
出したい声を出すために使いきれてない筋肉を働かせていく、というレッスンの仕方を行なっています。
 
細かい喉のパーツを一つずつ整理することで、出したい声を狙って出せるようにしたり、
喉の可動域を広げることで、発声という運動の負担を軽減させていったりすることを目指しています。
最近やってる「声の地図シリーズ」は後者のレッスンです。
 
大体皆さん、「声地図」の2時間ほどのレッスンの後、
「何も意識しなくても声を出すのが楽」「いつもより勝手によく響く」とおっしゃってます。
今回のコラボ講座では、10分ほどのエクササイズをやっただけで「喉の詰まりが抜けた」などなど、おっしゃってました。
すごい即効性あります。
 
私自身、このトレーニング方法を知ってから、
 
・うまくいった時と同じように歌おうとするのになぜかうまくいかなかったり、
・「こうしたらいいよ」と受けたアドバイスすら再現することができなかったり、
・少しの疲労や寝不足で声が全く出なくなったり、
・何をどう意識していいのかわからなかったり、
・どうがんばっても音程が下がってしまう、
・1時間も歌えばもう声ガラガラ、
・勝手にお腹が力んでしまう、
・疲れにくい・力みのない・「自然な」出し方をしたら声ヒョロヒョロ。
 
といった、どこからどう改善したらいいのかわからない泥沼状態から、大幅に脱出することができました。
 
声のしくみがわかって、自分がなぜ上手くいかないかがわかること。
どのように訓練を進めていけば、受けたアドバイスを自分の体で再現することができるかの具体的な仮説と検証ができること。
毎日毎日、目に見えて変化がありました。
 
 
でもやっぱりそれだけでは足りないんですね。
視点が部分的になりすぎて、ぎこちない、小さい音楽になってしまう。
「操作してる」のが目に見えてしまう。それでは芸術にならない。
即効性があって「すぐにわかる」分の、浅さというか。
 
 
 
そこで!徳久レッスンです。 
 
徳久さんのレッスンは、とても感覚的です。
自分で自分の感覚を捉え、でも自分の中だけに閉じこもらず、
相手と自分の関係や、自分と今いる空間の関係とも同時に繋がり続ける方法を教えてくださいます。
そうすることで、「細かい部分」を「大きい視点」の中で感じることができ、
部分に居着かず、流れや広がりを作ることができます。
自分のからだの感覚から離れないことで、ただ大げさなだけではない、地に足のついた、リアリティのある言葉を相手に伝えることができます。
  

こういう感覚を、私は合気道の稽古を通してうっすら経験してはいたのですが、
どうやったら合気道をやったことのない人にこの身体感覚を経験してもらうことができるのか、どうやったら具体的に歌に応用していくことができるかがわかりませんでした。
 
 

そこで出会った徳久さん。
 
いやー、しかも再現性があるんですよ、これ。
普通は感覚的なことって、一呼吸ついただけで、同じことでも今さっきの感覚と変わってしまうんですけど。
これは、何か現象が起こった後に確かめるような、つまりもう現実に存在しない「過去」を感じる時の感覚や、
今までに経験のないことをがんばって頭で作る「イメージ」ではなくて、
自分の身に、今、起こり続けている、今の流れを観続ける稽古だからかな、と勝手に思っています。
 
 
 
この意識の使い方は私の強力な土台となり、今も私の中で育んでいます。
  
そして、私がコツコツと学んできた細かいボイトレ法と魔改造させることで、
相乗効果がありましたし、どちらもなくてはならないものだと実感しました。
それは生徒さんにとっても同じでした。
 
部分が整うことで、全体の動きや見え方も変わる。
大きな視点がなければ、部分を連動させることができない。
 
 
 
でも、こういった声のワークは
「ただ上手で器用なだけじゃなく、感動できるパフォーマンスをするため」
でももちろんあるのですが、
全ての人が感動できる声を発せなくてもいいと思っています。
 
声や言葉に苦手意識がある人にとって、
自分の力で、すぐに声が変えられたり、声を出すことが楽だと感じられたりすることは、
一歩踏み出すための勇気を得るために必要です。
 
「おはよう」で1日が始まって「おやすみ」で1日を終える。
その合間では「お願い」をして「ありがとう」を伝える、って繰り返しをしている中で、
声の担う役割は大きいです。(ええ声や表現力が必要、という意味ではない)
 
もちろん、体が開いていて、リアリティのある言葉を発することができる、
「パフォーマー」であるに越したことはないですが、
体が閉じて、棒読みのような言葉しか発することできなくても、
それでも声を発して大丈夫だと思えること。
その結果、声を発することができること。
 
声という道具の使い方を知っていて、「言わずにいよう」の選択肢しかなかったのが「言うこともできる」「こうしたら聞こえやすくなる」って選択肢が増えるだけで十分。
何か強大な守りたいものを抱えたままでも、マイナス10がマイナス8になるだけでもずっと体は軽いです。
 
誰でも声は伸びる可能性を持っています。

声が、何か立派なものとしてではなくて、生活のすぐそばにある、いつでも・どのようにでも扱える選択肢であってほしいです。
そして、そのためにボイストレーナーを利用してほしいなと思います。

6/9「声の地図を作る ドス声の極みリターンズ」@横浜ご報告

4回目の横浜レッスン、させていただきましたワ――.+:。ヾ(o・ω・)ノ゚.+:。――イ
 
 
が、3回目の報告をしそびれておりました、すみません( `д´ ;;;)
   
  
今回は、4月と同じ、「ドス声の極み」と題しまして、 
地声を中心にレッスンしました。
 
強いガッサガサのダミ声は、もちろんヘルシーに出すことはできるんですが、
むやみにがなると痛めてしまう可能性が大です。
 
ので、体を動かしながら、全身の力を借りながら、ドス声を拓いていきました。


まずは呼吸練習で胸をほぐしつつ、風船の観察をしてみます。
 
野口体操で、「からだは水がタプタプに入った一つの水袋や」っていう喩えに最近ハマってます。
 
歌う時においては、水袋っていうか、水風船やと思ってます。
声を発するにつれて、中の水がチューっと出ていく。
でも、それもどこか一箇所だけがしぼんでいくのではなくて、
全体が均等に縮んで、中の水が追い出されていく。
 
からだも同じで、どこか一箇所だけがんばるんじゃなくて、全部ががんばってるよ、
というイメージを深めるために、風船を観察してみます。
(さすがに貸しスタジオで水風船で遊ぶのはまずいので、普通の風船です)
 
ほんで、風船がただ縮んで、中の空気を出ていかせるだけじゃなくて、
風船がどこか一箇所縮めば、別のどこかが伸びていく。
どこか一箇所が縮めば、そこにいた空気は伸びた別の場所に移動する。
 
そんな風船が、自分の体だと思って、
 
お腹だけ縮む、
お腹が縮んだら背中が伸びて背中に空気が入る。
右腕と左足が縮んだら、どこが伸びるかな。
 
といった具合に、からだで遊んでみます。


そんで、そこに声を乗っけてみる。
からだに従って、出てくる声にまかせる。
いい声かどうかとか、なんも考えない。
ただ、からだの動きに伴って、声が変わる、というところを味わう。
 

てなところで体をほぐしたところで、あとはガンガン声出していきます。✊↑↑
 
でもむやみにがならないように、
特に今日は、発声時に声帯で息がせき止められる感覚を
よく観察しながら、練習していきます。
 
ドスい声を中心に、途中、裏声や吸気発声で調整しつつ、、、
進むにつれて、
だんだん、
みんなの声に、
オッサンの気配がしてきます(^^)

細い、上品な女性らしい声の方が、クリアなハッキリした声にも(^^)
 
全員がアメ横のおっちゃんみたいなガサガサな声で喋るというのも面白いですが、
それだけでなくて、オッサン要素を足すことで、
普段の自分の声をクリアにハッキリさせてくれる、
というのがドス声練習のええとこです。
 
 
だから、どんな声も栄養になってくれるんです。
声の好き嫌いをしないことで声が広がっていきます。
毎日毎日、広がっていって、毎日毎日、知らない声に出会える。
絶対声は伸びていくんですよ〜。
 
 
 
P.S.
今回は他にも、無声・有声・ダミ声を出しながら動いた時の、3種類での体の軽さの違いを実験したり、
声から始まる喉の振動を受け渡す、みたいな不思議系のワークもいっぱいしたんですが、
長くなるので割愛します。
理屈攻めで始まった横浜レッスンも、少しずつ「だから何やねん」的な不思議系ワークを織り込み、胡散臭い匂いがしてきました(^^)
たのしい。

6/6(木)「声あそび〜物語を十全に生きる〜」@神戸海運堂 ご報告

1年ぶりくらいに、神戸は海運堂で教室を開きました。
 
これまでは、一応「ボイストレーニング」と題していたのですが、
特に教えたりトレーニングをほとんどしないのにボイトレと名乗るのは心苦しく、
今回は潔く「声あそび」と名乗ることにしました。
(しかしこの数日後に、同じ「こえあそび」と題するワークショップの存在を知る……)





最近考えていたこと。
「感覚的に教えられるとわからない」とよく言われること。
それは確かにそうで、感覚は誰かと共有することができません。
どこまでいっても感覚はその人固有のものです。
 
よく起こりがちなのは、
教師側の感覚が教師固有のものであることや、教師が色んな経験を経て条件が整った結果として起こった感覚であることをわからずに、普遍的な正しさであるように生徒に伝えてしまい、
一方で、教師と全く違う体と経験を持っている生徒は、伝えられた言葉によって全然違う方向へ向かってしまうこと。
 
もし教師と同じ現象が起きていても、生徒は教師とは全然違う感覚が生まれる可能性があります。
 
だから、歌のレッスンでは、色んな言葉を使いながら、教師側の感覚と、生徒側の感覚の重なるポイントを探していきます。
そのために、医学的な知識や、理論が重視されることもあります。
 
 
でも、ですよ。
そういった「わかりにくい問題」と「わかるための言葉探し」は、
そもそも「わからない」はずのその人個人の感覚を、無理くり共有しようとするために起こることです。
そして、そのために、言葉にはまりきらない、カオスで曖昧な部分をこぼれ落としてしまうかもしれない。
しかも共通の言葉が見つかって想像できたところで、相手が本当に感じている感覚とは全く別物としてしか感じられません。
 
だから、声を育てていくにあたって他人との共通事項を探すのは、
パフォーマンスしたり、別の誰かとコミュニケーションを取ることを目的にするにはもちろん必要だけれども、
その前に自分の感覚の中で、感覚から感覚へ広げて、味わっていくことも必要なのではないかと思いました。
 
 
 
長くなりました。
 
というわけで、今回の「声あそび」では、「物語を十全に生きる」をテーマとし、
言い換えますと「他人の気持ちはわからない」というレッスンを行いました。
 
普段は、
「思いを伝えるために声を使う。」
「じゃあどうやって思いを伝えるために言葉や声を活かしきることができるだろうか。」
と考えてレッスン内容を練ってますが、これも覆されます。
別に理解なんかしなくてもええやん。無理やで。というのが最近の考えです。
 
  
この日は、声のプロフィール作りをしました。
体を動かしながら出てくる色んな声を観察する。
その中から、好きな声を見つける。
そして、その好きな声を徹底的に観察する。
その好きな声の色、重さ、大きさ、動くスピード、性格、好きな食べ物、などなどを考えてみる。
そしてみんなの前で発表して、その声の紹介もしてみる。
 
それぞれの人が、ある種の声から色んなことをイメージして言葉に表しますが、
発表を聞いても「へーそうなんや」としか言いようがない。
 
でも、それでいいんやと思います。
「どう役に立つか」は見出せないですけど、
でも、共感したり、何かを理解し合えた時よりもずっと、その人の姿がそのまま感じられるようで心地いいです。
 
 
 
ただ、たとえ自分の中だけのものであっても、言葉に変換した時点でこぼれ落ちるものがあると思うので、
感覚を言語化してみる、という作業は「自分の中のカオスな感覚を味わう」という主旨と矛盾しているようにも思うのですが、
やっぱ人間、観察するためにも言葉使わないとどうしようもないよね。
と今は妥協して開き直っています。なんかいい案あれば教えてください。

6月9日(日)、4回目の横浜レッスンのお知らせ

おかげさまで、横浜レッスンを継続させていただいてます(^o^)
今回は、いつもの序章と、4月に行いました「ドス声」リターンズです。
 
強くて、重厚で、ガサついてたり、ドスが効いてたりする、地声。
誰もがビビる声を、喉を傷めず出せるように開拓します。

 
4月のレッスン後、「いつもより声が低く、よく響き通る、でも喉は楽!」との感想をいただきました。
そうそう、ドス声って、別に「潰れた声」なわけじゃないのですよ。
 
健康にドス声を出すこともできますし、ドス声を拓くことで、普段の
声を大きくしたり、はっきり聞こえさせたり、
また、息を節約したりするのにも役立ってくれます。
そして、副次的に、いわゆる「息の支え」も感じやすくなりますので、
喉からお腹・足のつながりが感じられやすくなります。
 
その「全身使ってる感じ」が面白いので、4月は無声音・普通の声・ドス声の3種類を使いながら動いた時の体感の変化も実験してみました。
 
ドス声、面白いですよ。
 
 
 
※「声の地図を作る」シリーズを受けたことのない方は、「序章」からご受講ください。

①「声の地図を作る〜序章〜」 

まず最初の基礎編です。「声地図」シリーズが初の方はまずはこちらからご受講ください。
 
一度受講したけど、もう一回!という方は、参加費が割引になります。
オペラのような深い声、ガテン親父のようなドス声、漫画で魔女が出してそうなひょうきんな声。もちろん、いつものワタシの声。
どんな声も栄養になります。
普段出さないような知らない声・嫌いな声をも使ってみることで、声の健康を保ちつつ、自分が出したい声をより自由に出すことができます。
こんな声が眠ってたのか〜!という驚きと共に、ご自身の声の可能性を、ぜひ知ってください。
 
【日時】6月9日(日)15時15分〜16時45分
【場所】栄区民センターリリス 練習室B
    (神奈川県横浜市栄区小菅ケ谷1-2-1/JR京浜東北線(根岸線)本郷台駅より徒歩3分)
【定員】8名
【受講料】
 初めての方 3500円
 2回目以降の方の再受講 1000円(事前振込)
   ご入金確認次第、お席を確保いたします。
  
【お申し込み】
https://forms.gle/HY17VjUZirVdtdvLA
 
 
********
②「声の地図を作る 第3章 ~ドス声の極み~」

【日時】6月9日(日)18時30分~20時30分
【場所】戸塚区民文化センターさくらプラザ内 練習室4
     (横浜市戸塚区戸塚町16番地17 戸塚区総合庁舎内4階/JR戸塚駅西口よりすぐ)
【定員】15名
【受講料】3500円(事前振込)
    ご入金確認次第お席を確保いたします。
 
【お申し込み】
https://forms.gle/HY17VjUZirVdtdvLA
   
 
 
《キャンセルについて》
やむを得ない事情で、キャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。
また、講座準備費用として、下記の通りキャンセル料を頂戴いたしますことをご了承ください。
・3日前〜のキャンセル 受講料の50%
・2日前18時〜のキャンセル 受講料の100% 
 
 *******
■講師:有田亜希子(声楽家・ボイストレーナー)兵庫県在住
 
相愛大学声楽専攻卒業。在学中よりルネサンス・バロック歌曲を中心に学び、卒業後は広島や東京など、各地で演奏活動を行う。
また、自身の発声の難から救いを求めて合気道を始めた後、紆余曲折を経て発声理論を武田梵声氏に師事し、フースラーメソードを学ぶ。声楽家、ジャズシンガー、教師や僧侶など、ジャンルを問わず発声指導を展開している。
理論的な指導に主軸を置きつつも「合気道的に歌うことってできるかな」が研究テーマ。
釈徹宗氏の私塾「練心庵」にてボイトレ講座を開講。


 
〜〜〜〜〜〜〜
世話人 吉房 泰子
 

4/27(土)横浜レッスン第3弾のお知らせ

横浜レッスン第三弾を開催させていただく運びとなりましたワ─。.゚+:ヾ(*・ω・)ノ.:゚+。──ィ
 
 
1月の基本編で声の全体像を把握しました。
3月はこの中から裏声にフィーチャーし、薄く軽い声を細かく観察しました。
裏声は軽くて細くて薄くて、でもこれが声のケアや調整するのにめちゃ重要。
 
ほな次、地声ですよ。
強くて、重厚で、ガサついてたり、ドスが効いてたりする、地声。
もがビビる声を、喉を傷めず出せるように開拓します。
 
これが、声を大きくしたり、はっきり聞こえさせたり、また、息を節約したりするのにも役立ってくれます。
そして、副次的に、いわゆる「息の支え」も感じやすくなりますので、喉からお腹・足のつながりが感じられやすくなります。
 
スッキリすること間違いなし。
朝から吠えましょう。
 
ちなみに、この次は、6月9日(日)です!
 
 
※通常、「声の地図を作る」シリーズを受講される方は、まずは「序章」から受講いただいていますが、
4月は応用編しか行いませんので、初めての方で今回受講したいという方はご相談ください。
簡単なレクチャーを行います。
 
 

『声の地図を作る 第3章 〜ドス声の極み〜』

【日時】4月27日(土)9時30分~11時30分
【場所】戸塚区民文化センターさくらプラザ内 練習室4
     (横浜市戸塚区戸塚町16番地17 戸塚区総合庁舎内4階/JR戸塚駅西口よりすぐ)
【受講料】3500円(事前振込)ご入金確認次第お席を確保いたします。
【定員】15名
【講師】有田亜希子(声楽家・ボイストレーナー) 
《お申し込みフォーム》https://forms.gle/DRX72eJdATdYN7416

2〜3月のご報告。お寺WS&声地図3本

しばらく更新を怠っておりましたが、まとめてご報告します。
2月から3月にかけて、いくつかワークショップをさせていただいておりました。
 
まずは2月12日(火)。
大正区仏教会からのご依頼で、
僧侶のみなさんに「ナマモノの声を知る」と題したワークショップをさせていただきました。
昨年2月に西本願寺で行われた節談説教研究会で講義させていただいた時のご縁でお招きいただき、もうそれだけで嬉しく、ありがたいことでした。
 
節談説教研究会でもお話し、最近はあちこちで開催させていただいている「声の地図を作る」シリーズは
「ガンガン声を出して喉の能力アップ↑↑」
という感じですが、
打って変わって「ナマモノの声を知る」は超感覚系レッスンです。 
 
声も、言葉も、体から生まれます。
論理に齟齬がないから相手に伝わるのではなく、滑舌が良いから伝わるのでもなく、
言葉が相手まで届くためには、体が土台となります。
自分の体がどこにあるのか?を感じ続けることで、リアリティのある言葉を相手に届けることができます。
 
最近流行りのマインドフルネスに近いようなワークを、
お坊さん相手にするという、
「余計なお世話」感あふれるワークショップをさせていただきました。
 
なんか、言葉にしすぎちゃうと、この感覚がつぶれちゃいそうな感じがするので、詳しく説明しないでおきますね。
やってみたい方はレッスンにおいでください。
写真撮るのも忘れてしまいました。謎で終わらせときます。
 
 
 
それから、いつもの「声地図」が3本。
2月23日(土)には滋賀県は長浜市で、演劇をされている若い方を中心に。


長浜、本当にいい味出してます。


 

3月6日(水)には、神戸にて。

こちらは助産師さん主催で、歯科衛生士さん、幼稚園の先生、ケアマネさん、ライターさん、プロのボイストレーナーさんなどなど、いろんなバックグラウンドをお持ちの方にご参加いただきました。


 
 
そんで、一昨日、3月30日(土)には横浜での2ヶ月ぶり2回目のワークショップを開催させていただきました。
前回と同じ内容の基本編をお昼に。
グループで声の真似しあいっこをしていただきました。
だんだん声の聞き取る力と、聞いてすぐに真似する力が上がっていきました。
 
  
夜には「裏声の地図を手に入れる 〜のびやかに、ひそやかに、すこやかに〜」と題してさらにマニアックな内容を行いました。



 
「裏声」というと、「高い声」や「ホワホワした声」という漠然としたイメージがありますが、
裏声の中にも「低い裏声」や「鋭い裏声」もあります。
 
大事なことは、声帯をしっかり薄く引き延ばすこと。
音色を「なんとなく軽い感じ」に寄せるのではなくて、声帯の運動として薄く張れることで、
喋りすぎた時や、声が枯れかけた時にも調整がしやすくなります。
 
「『いつも』を離れたいろんな声が自由をくれる」というコンセプトでレッスンを行なってますので、
「裏声さえ出せれば健康」、というわけではもちろんありませんが、
高い声も出しやすく、音程を移行しやすく、声の調整をしやすくしてくれるのは確かです。
 
裏声が逃げやすい部分では、つい結果を急いでしまって、息の量を増やしたりして力技で音色を作ってしまうので、
めちゃ小さい声や、めちゃ少ない息にしていただき、
 
「パッと見(聞)で軽くて裏声っぽい」だけでごまかさないよう、
母音や音程が変わっても裏声を絶対に逃さないよう、
ストイックに薄い声を探しました。
 
せっかく裏声を攻めるので、この日のテーマソングは「はじめてのチュウ」です。
2時間のワークショップの終わりの方では、みなさんのコロ助度がすごかったです。
 
  
 
終了後の懇親会で、ご参加の方から「ワークショップの間にだんだん羞恥心がなくなってくる」という感想をいただきました。
自分を守るための羞恥心ですが、羞恥心で自分を守っていることで、
時として、音声的にも、気持ち的にも、言葉を伝えられない、という状況につながってしまいます。
 
ただ、羞恥心がなくて開けっぴろげで気持ちと体が一致していて明るく表現できるに越したことはないですし、そりゃーそんなことできたら確かに伝わりやすいのですが、
伝えるために羞恥心をなくすことから始めるのは大変な労力を伴います。
 
解決策としては、
そもそも、声には「いい声」も「悪い声」も「恥ずかしい声」もない。そのために地図の広さを知るのがひとつ。
 
もうひとつ思うのが、型を身につけることが、一歩飛び出す勇気をくれる、ということです。
 
「本当に思ってること」や「ありのままの自分」を伴わなくてもいい。恐怖を抱えたままでいい。
なんの意味もなく、ただ「こんな声」「あんな声」という型を辿ることによって、
強い心ではなくて、型がわたしを守ってきてくれたな、と思います。
型に守られながら、型が自分の知らない世界に導いてくれて、体が拓いていく。
逆に型にハマりきれず、どうしてもはみ出てしまう自分が見えてくる。
そうしてるうちに自分がのびやかでいられる状態や、本当に行きたい場所を見つけて、
無理に自分らしさを探さなくても、相手に伝わりつつ、自分にも心地のいい声を選んでいけます。
 
だから「歌いたい」「喋りたい」「自分を表現したい」とは思えない人にこそ、自分の声を観察して、実践してみていただきたいなと思います。

3月30日(土)・31日(日)横浜レッスン第二弾のお知らせ

1月に横浜で初開催させていただきました、「声の地図を作る」シリーズ、ご好評いただきまして、第二弾を開催させていただく運びとなりました!
 


「自分の声」だと思っているのは、世界地図に例えると、地元の町内地図しか持ってないようなものです。
もっともっと広い世界が、つまり、たくさんの声が、喉の中には眠っています。
 
オペラのような深い声、ガテン親父のようなドス声、漫画で魔女が出してそうなひょうきんな声。もちろん、いつものワタシの声。
地図を広げていって、たくさんの場所を知っていくことで迷わずに行ける場所が増えるように、
慣れ親しんだ「いつも」の声以外がどれだけ隠れていて、どうしたら「いつも」を離れるのかを知っていくことで声を使いこなせていきます。
 
それはただ「声の種類が増えて器用になる」だけのメリットではなくて、自分が出したい声を、必要な場面で出したいように出せるために必要な作業です。
普段出さないような知らない声・嫌いな声をも使ってみることで、声の健康を保ちつつ、自分が出したい声をより自由に出すことができます。
 
前回はざっくりと「声の地図」全体を俯瞰してみましたが、それでは「細かいところができなかった」「この声の出し方よくわからん」、という方も多かったと思います。
 
 
というわけで、「1区画ずつ地図を細かくしていこう!」作戦です。
3月は「裏声の地図を手に入れる〜のびやかに、ひそやかに、すこやかに〜」と題しまして、裏声を中心に練習します。
 
どんなに地声を張りたくても、高音を出すためには不可欠。声をストレッチするのにも不可欠な、裏声。
地声が強くて会話してる相手を威圧させてしまうあなたには、裏声を小出しにしてみたら、ひょっとしたら少し親しみやすく感じてもらえるようになるかもしれません。
 
「裏声」と一口に言っても、いろんなパターンがあります。
オペラのような深い裏声。民謡のような鋭い裏声。ささやくような柔らかい裏声。
前回、みなさんの体から発掘されて驚かれた方も多かった、「目玉おやじ」の声を中心に、ブラッシュアップしてみましょう。
 
 
また、前回ご都合の合わなかった方もいらっしゃいますので、前回行った内容を「序章」としまして、再度開催します。
初めて「声の地図を作る」シリーズを受講される方は、まずは「序章」をご受講ください。
また、一回受けたけどもう一度聞きたい、という方は、再受講割引がありますので、ぜひ何度でも聴いてください。
 

もういっこ、個人レッスンも行います。具体的に声のトラブルを治したい!という方は個人レッスンをご検討ください。
 
こんな声が眠ってたのか〜!という驚きと共に、ご自身の声の可能性を、ぜひ知ってください。




!!!!ワークショップ「序章」「第二章 裏声」「個人レッスン1日目」「個人レッスン2日目」、全て場所が違います!!!!( `д´ ;;;)
ご注意ください。



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①「声の地図を作る〜序章〜」 
1月に開催した「声の地図を作るWS」と同じ内容です。1月にいらっしゃれなかった方はまずはこちらからご受講ください。1月も受講したけど、もう一回!という方は、参加費が割引になります。

【日時】3月30日(土)14時30分〜16時30分
【場所】戸塚スタジオ ミュー(神奈川県横浜市戸塚区矢部町860-72/JR戸塚駅より徒歩約10分)
【受講料】
  初めての方 3500円 / 2回目以降の方の再受講 1000円
事前振込をお願いします。ご入金を確認次第、お席を確保いたします。

【お申し込み】


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②「第二章:裏声の地図を手に入れる〜のびやかに、ひそやかに、すこやかに〜」 

☆「声の地図を作る」シリーズを初めてご受講される方は、まずは「序章」をご受講ください。☆

【日時】18時00分~20時00分(開場17:30)
【場所】戸塚区民文化センターさくらプラザ内 練習室1
   (横浜市戸塚区戸塚町16番地17 戸塚区総合庁舎内4階/JR戸塚駅西口よりすぐ)
   「序章」を行う「戸塚スタジオミュー」からは徒歩10分ほどの場所です。
【受講料】3500円(事前振込)
ご入金を確認次第、お席を確保いたします。



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③「個人レッスン」
具体的に声にお悩みがある、ここを治したい、これだけ聞きたい、という方は個人レッスンでじっくりお声を聞かせていただきます。

【日時】
3/30(土)13:30〜14:20 @戸塚スタジオミュー
3/31(日)14:00〜/15:00〜/16:00〜 各50分@京急「神奈川駅」よりすぐのスタジオ

【受講料】6000円(事前振込)

【詳細・予約フォーム】


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講師プロフィール:有田亜希子(声楽家・ボイストレーナー)兵庫県在住
相愛大学声楽専攻卒業。在学中よりルネサンス・バロック歌曲を中心に学び、卒業後は広島や東京など、各地で演奏活動を行う。
また、自身の発声の難から救いを求めて合気道を始めた後、紆余曲折を経て発声理論を武田梵声氏に師事し、フースラーメソードを学ぶ。
声楽家、ジャズシンガー、教師や僧侶など、ジャンルを問わず発声指導を展開している。釈徹宗氏の私塾「練心庵」にてボイトレ講座を開講する他、各地で声に関するワークショップを行う。
理論的な指導に主軸を置きつつも「合気道的に歌うことってできるかな」が研究テーマ。


《キャンセルについて》
やむを得ない事情で、キャンセルされる場合は、必ずご連絡ください。また、講座準備費用として、下記の通りキャンセル料を頂戴いたしますことをご了承ください。

・3日前〜のキャンセル 受講料の50%
・2日前の18時以降のキャンセル 受講料の100%