プロフィール


有田 亜希子


中学から合唱を始めた後、大阪にあるいわゆる「音大」で声楽を専攻するも、発声に難有り、路頭に迷う。
 
声は「生まれ持ったもの」?
じゃあ、今、「声がない」私は「いい声」にはならないのか?
「いい声を持っている人」と「持っていない人」は、どこが違っていて、何が足りないのか?
「発声が悪い」というのは、具体的に「何」が悪いのか?
 
という問いから、声楽レッスンと並行して
アレクサンダーテクニーク、野口体操、とボディワークをかじり始め、
体の世界に迷い込む。
2013年には合気道を始め、武術にハマる。 現在初段。
 
紆余曲折を経て音楽家専門の理学療法士の先生に出会い、音楽家に必要な解剖学を教わる他、
フースラーメソードを始めとしたボイトレ理論を学び、
「声は育てていける」と確信を得る。
 
現在は、声楽家、ジャズシンガー、俳優、教師や僧侶、一般事務OLなど、ジャンルを問わず発声指導を展開している。
 

 
でも、声は届ける相手あってこそ。
合気道で経験してきた、「相手を通して自分を観察する」「相手との接点から自分の進む方向を見つける」という感覚を、
「相手に声を伝える」ことに応用する方法を模索しています。
理論的な指導に主軸を置きつつも、「合気道的に歌うことってできるかな」が研究テーマです。
 
 
合気道、楽しいよ!